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agodaとは:ホテル予約の基礎知識とagodaがおすすめの理由

Online Travel Agencyを使ってホテル予約

agodaとは、アジア地域に強いオンライン旅行代理店だ。agoda、Expedia、Booking.comなど、ホテル予約ができるサイトは多数あるが、安くて信頼できるサイトはどこか。

どのサイトを使うべきか迷っている人のために、この記事では、オンライン予約サイトの選び方、agodaを使うべき理由について解説した。

ホテルを予約した後で「もっと安く予約できたのに」「思っていたイメージと違う」など、後悔した経験のある人は多いと思う。

この記事を参考に「ベストな選択をした」と言えるホテル予約をして、心地よい滞在、思い出に残る旅を実現してほしい。

「ホテル」選びの前に
「ホテル予約サイト」選び

ホテル予約の第一歩は、どこでホテルを予約するかを決めることだ。どんな種類のサイトがあるのか、agoda以外のサイトについても簡単に知っておこう。

サイトの種類 代表的な会社
外資系オンライン
予約サービス
Online Travel Agency(OTA)
Expedia
blankHotels.com
agoda
Booking.com
日本のオンライン
予約サービス
Online Travel Agency(OTA)
blankじゃらんnet
blank楽天トラベル
エアトリ
日本の旅行会社 blankJTB
blankHIS
ホテル料金比較サイト トリバゴ
トリップアドバイザー

旅行商品の取扱高は世界一
Expediaグループ

海外ホテルの予約には、オンライン予約サービスを行っているOTA(Online Travel Agency)を利用するのが一般的になってきている。OTAとは、実際の店舗を持たず、インターネット専門で航空券、ホテル、レンタカーなどの旅行商品を販売している会社だ。

日本で最もよく知られているOTAはExpedia(エクスペディア)だろう。世界70カ国以上で200を超えるサイトを運営する 巨大なExpediaグループの代表企業であり、ホテルズドットコムトリバゴも同じグループだ。

旅行全般の予約ならエクスペディア、ホテル予約はホテルズドットコム、ホテルの料金比較ならトリバゴ、というようにすみ分けされている。

エクスペディアはネットの口コミで批判されていることもあるが、ホテルズトッドコムもトリバゴもグループ会社だということは覚えておこう。

売上高は世界一
Booking Holdingsグループ

Expediaグループと比較すると少し地味な印象だが、売上高世界一のOTAがBooking Holdingsグループだ。

グループ企業には、宿泊予約で世界一の販売数を誇るBooking.com(ブッキングドットコム)、特にアジアのホテルに強いagoda(アゴダ)があり、200万軒以上の宿泊施設を取り扱っている。この他、ホテル料金比較サイトのホテルズコンバインド、世界の4万軒のレストランが予約できるOpenTableもグループ企業だ。

「agodaはなぜ安い」というキーワードでGoogleを検索する人が多いが、世界規模の企業グループの力、というのが安さの理由だ。

Booking.comとagodaの一番の違いは、支払い方法にある。Booking.comは、チェックアウト後にホテルに直接、宿泊費を支払う方法(現地決済)がメインで、agodaは、宿泊する前に支払いをする方法(事前決済)がメインだ。

日本のオンライン予約サービス

日本ではじゃらんnet楽天トラベルエアトリが代表的なOTAと言われているが、3社とも海外ホテルの販売は、海外OTAと提携している。

じゃらんnetはExpedia、楽天トラベルはBooking.com、エアトリ(旧DeNAトラベル)はExpedia、Booking.com、agodaの3社すべてと提携している。

サイト名 提携先
じゃらんnet Expedia
楽天トラベル Booking.com
エアトリ Expedia
Booking.com、agoda
JTB Hotels.com
HIS Booking.com

じゃらんnetで海外ホテルの
予約ができなくなった

じゃらんnetは、以前、海外ホテルの予約サービスを行っていたが、現在は「海外ホテル」だけの予約は行っておらず、「海外ホテル+航空券」の予約のみ、エクスペディアを通して受け付けている。

日本の旅行会社

JTB、HISなどの大手旅行会社でも海外ホテルの予約ができるようになっているが、こちらも海外OTAと提携してホテル情報を掲載している。

JTBはExpediaグループと提携。HISの海外ホテル予約は、現地決済と事前決済が選べるようになっていて、現地決済を選択すると、Booking.comが管理するページに飛ぶようになっている。

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- 結論1-
実際ホテルを販売しているのは外資系OTAだ。だったら直接外資系OTAで予約した方がいい今後、日本のホテル予約サイトが、じゃらんnetのようにならないとは限らない。

ホテル料金比較サイトの
利用価値は

ホテル料金比較サイトとは

トリップアドバイザー、トリバゴといった料金比較サイトでは、複数のホテル予約サイトの料金を一括で検索し、比較できるようになっている。

使い方は簡単で、行き先や宿泊日、人数などの希望を入力すると、条件に合ったホテルがリストアップされ、各予約サイトが付けている金額も一緒に表示される。料金をチェックした後、予約は、各ホテル予約サイトで行う。

何種類もの予約サイトをチェック
するのは大変な作業

普通は、いくつかのホテルを見比べて、どこに予約するか決めると思うが、最安値を付けている予約サイトはホテルごとに違うので、何種類もの予約サイトを見て回ることになる。これはかなり面倒な作業だ。

なぜなら、ホテルの予約サイトは、情報の掲載方法がそれぞれ異なっているからだ。税金・サービス料の表示の有無、子供料金、エキストラベッド、ホテルのランク、口コミの点数などがサイトによって違うので、サイトごとの使い方や見方を理解する必要がある。

比較サイトを使う場合は条件が
完全に一致しているかチェック

比較サイトでは概ね正確に料金が比較されているが、各予約サイトが行っているタイムセールなどの料金が反映されていないこともある。また、条件が完全に一致している場合もあるが、チェックイン時間などが微妙に違っているなど、違う条件で比較されていることもあるので注意。

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- 結論2-
料金比較サイトは、泊まりたいホテルが絞られている場合に使う方がいい

ホテル予約は
agodaが使いやすかった

結論1、2を踏まえ、外資系OTAをすべて使ってみた。その結果は、agoda(アゴダ)が一番使いやすかった。なぜか、理由を説明していこう。

agodaを使って良かった点
  1. 200万軒の宿泊施設から選べる
  2. ベストプライス(最安値)保証がある
  3. ホテルの紹介画面がわかりやすい
  4. 民泊もホテルと一緒に検索できる
  5. カスタマーサービスが日本語対応
  6. マイルやポイントがたまる
  7. アジア太平洋地域に強い

1. 200万軒の宿泊施設から選べる

エクスペディアとホテルズドットコムで検索できる宿泊施設は50万軒。それに対しagodaとBooking.comでは200万軒以上の宿泊施設を掲載している。数ではBooking Holdingsグループが圧勝だ。

2. ベストプライス(最安値)保証がある

agodaにはベストプライス保証、Booking.comにはプライスマッチというサービスがある。aodaやBooking.comで予約後、同じ日程、同じ部屋タイプ、同じ支払い条件のホテルが、もっと安く販売されているのを見つけた場合、その料金と同じか、さらに安い料金で宿泊できるようになっている。

エクスペディアも、かつては最安値保証のサービスを行っていたが、Booking Holdingsグループの安さには負けることが多いので、取り止めたようだ。

3. ホテルの紹介画面がわかりやすい

税・サービス料込みの料金が
わかりやすく表示される

agodaでは、「税・サービス料込みの金額を表示する」と設定しておけば、宿泊費に税・サービス料を足した合計額が表示される。

Booking.comでは、宿泊料金と税・サービス料が別々に表示される。

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このようにagodaとBooking.comでは、税金・サービス料が加わると、1泊いくらになるのかがわかり、安心だ。

これと比較して、エクスペディアとホテルズドットコムは、税・サービス料込みの料金表示がとても小さく、わかりづらい。

リクエストボックスが便利

宿泊に関する希望をホテルに伝えたいけれど、英語で書くのは面倒だという人も多いだろう。agodaのリクエストボックスを使えば、高層階を希望、静かな部屋を希望、ベビーベッドを希望など、該当する項目にチェックを入れるだけで、ホテルに希望事項が伝わる。

4. 民泊もホテルと一緒に検索できる

agodaは、早い時期からアジアでヴィラなどの宿泊施設を手掛け、民泊のパイオニアとしても知られている。

agodaのホテル選びの画面では、アパート、サービスアパート、一軒家、ヴィラ、バンガローといった民泊施設を、ホテルと一緒に検索することができる。(※サービスアパートとは、清掃やフロントサービスなどが付いたアパートのこと)

5. カスタマーサービスが日本語対応

急いでいる時はメールより電話、しかも日本語で問い合わせや相談ができるのは嬉しい。

agodaのカスタマーサービス自体は年中無休・24時間対応だが、日本語対応の受付時間は毎日9:00~21:45となっている。

6. マイルやポイントがたまる

agodaには、ホテル予約の金額に応じて、提携企業のマイルやポイントがたまるポイントマックスというプログラムがある。

JAL、ユナイテッド航空、エアアジアなど40社のマイルをためることができる他、WAONポイントもためられる。

7. アジア太平洋地域に強い

agodaは30カ国にオフィスを置いて世界展開しているが、最大のオフィスはバンコクで、千人近いスタッフを抱えている。ホテルの掲載件数、民泊を含めた宿泊施設の多様さ、値段の安さは、アジアならagodaが最強だ。

agodaの使い方

クーポンの利用方法

agodaには2種類のクーポンがある。1つは、自動で適用されるクーポンだ。24HOUR SALEWEEKEND SALEWELCOME TO AGODAクーポンなどは、クーポンが使えるホテルに自動的に適用され、検索結果に表示されるようになっている。ホテルによって割引率は異なり、10%以上の場合もある。

もう一つは、地域を限定して発行される5~10%引きのクーポンだ。このクーポは、agodaのトップページにある「今日のお得情報」をクリックすると表示される。

両方のクーポンとも、「宿泊施設へ直接支払い」という支払い方法を選ぶと適用されない。

モバイルでクーポンを使うなら

Googleなどでagodaを検索して、agodaのトップページにアクセスしても、モバイルの場合は「今日のお得情報」が表示されず、クーポンが使えない。agodaのモバイルアプリでも、クーポンは使えないので注意。


下のリンクは、agodaの最新プロモーションページだ(公式サイト)。ここに直接アクセスすれば、モバイルでも(もちろんデスクトップでも)、クーポンを利用することができる。


agodaのプロモーションページ(公式サイト)

クーポン利用の手順

1. agodaのプロモーションページを開く

プロモーションページを開くと、割引クーポンが使える地域が表示される。この時点ではロンドン10%、レイキャヴィーク8%、パタヤ5%、マドリード5%の割引クーポンが発行されている。

agodaのプロモーションページでクーポンを手に入れる

2.クーポンをGET をクリック

行きたい都市があったら、クーポンをGETをクリック。すると、クーポンのコードをコピーするページが開くので、コードをコピーをクリック。
コードをコピーしたら、宿泊施設を検索をクリックする。

agodaのクーポンコードを入手する

3.クーポンコードを入力する

予約したいホテルが決まったら、宿泊プランを選び、予約のボタンをクリックする。クーポンコードの入力欄が表示されたら、ここに、コピーしておいたコードをペースト。すると、すぐにクーポンが適用された料金が表示される。

agodaのクーポンコードの使い方

支払い方法はどれを選ぶべきか

ホテルのリストには、支払い方法やキャンセルについての様々な記載があるので、まず内容を理解しておこう。最後に、どんな支払い方法を選ぶべきか、アドバイスを書いた。

宿泊施設へ直接支払い

チェックアウト時に、直接、ホテルに宿泊費を支払うプラン。何日前までキャンセル可能かは、宿泊施設によって異なる。

この支払いタイプを選んだ場合、実際の手配はagodaではなく、同じグループ企業のBooking.comが行う場合がほとんどだ。特に問題はないが、予約確認のメールには「Booking.comが提供する客室です」と書かれているので覚えておこう。

今日予約でも支払いは〇月〇日

予約した時点では、すぐにクレジットカードから料金が引き落とされず、後日、支払うことができるプラン。引き落とし日はホテルによって異なり、宿泊予定日の2週間前~4日前の場合が多い。

モバイルのページには後払いOK&アゴダへ支払いと表示されるが、これは、後払いOKとだけ書くと、チェックアウト時にホテルに直接支払うプランだと勘違いする人がいるためだ。

お得な特別割引料金-返金不可

特別割引料金で、かなり安くなっているため、キャンセルも変更も不可のプラン。

〇月〇日までキャンセル無料

決められた日時まではキャンセル料がかからないプラン。キャンセルの期限はホテルによって異なり、宿泊予定日の2週間前~2日前に設定されている場合が多い。

日程を変更したり、キャンセルしたりする可能性のある人は、少し高くてもキャンセル無料のプランを選んでおこう。

ADVICE
申し込み時に支払いを済ませよう

チェックアウト時に宿泊費をホテルに支払う方法は、長期旅行で、いろいろな都市に滞在する場合にはメリットがある。しかし、短期旅行ではほとんどメリットがないし、この支払い方法を選ぶとクーポンが使えない

宿泊費は予約後の為替レートの変動に応じで変わるので、予約時の日本円の支払い額より減ることもあるが、増えることもある。

「後払い」を選んだ場合も同じで、決済日までのレートの変動により、日本円の支払い額が増えたり、減ったりする。

宿泊日まで何カ月かあるという場合、為替レートの変動に一喜一憂したくないなら、申し込みと同時に支払いを済ませてしまおう。

agodaでは、ほとんどのホテルが後払いOK宿泊施設へ直接支払いになっているが、後払いOKなだけで、予約と同時に決済をすることも可能だ。予約の際に、どちらかを選択する画面が出てくる。

申し込みと同時に支払っても、キャンセル無料のプランなら、キャンセルしたら返金されるので大丈夫だ。

ホテル予約について・まとめ

ホテル予約サイトは、初めて使う人にとっては、わかりにくい点が多い。

とはいえ、膨大な数のホテルの中から、自分に合ったホテルを探し出して、最も安く予約するには、ホテル予約サイト(特に外資系OTA)を使いこなす必要がある。

私の場合はagodaが一番使いやすかったし、安さも実感できたが、 変更やキャンセルの仕方、問い合わせ方法なども確認して、自分が使いやすいと思えるサイトを選ぼう。

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