ローマ字入力表(PDF/Excel) 大人向け・少ないキー入力で速く打てる

タイピングのローマ字表

パソコンの横に置いてすぐに使える、シンプルで見やすい大人用のローマ字入力表を探していませんか。

この記事では、A4サイズに印刷して使えるPDF版と、自由に編集できるExcel版、Googleシートのローマ字入力表を無料でダウンロードできます。

この表は、キーボードで入力しやすいローマ字だけを選んで作られています。 学校で習う訓令式、ヘボン式などの形式にこだわらず、それらの中から最も速く打てる打ち方(綴り)を選んで作った最適化版です。

タイピングを速くしたいという人は、ぜひこのローマ字表を使ってみてください。

すぐに使える4種類のローマ字表

下にあるローマ字表(画像)の他に、ダウンロードして印刷したり、編集してオリジナルのローマ字表を作ったりもできます。

  • PDF
    A4判1ページに収まります。無料でダウンロードできます。
  • PDF(拡大版) / Excel
    A4判2ページ分です。無料でダウンロードできます。
  • Googleシート
    クリックしてリンクを開くと、自分のGoogleドライブにローマ字表のコピーが作成され、好きなように編集できます。
ローマ字入力表

指の動きが少ないから速く打てる

ここで紹介している「タイピングが速くなるローマ字表」は、以下の2つの基準でローマ字を選んでいます。
1.キーを打つ数が少ない
例えば、「ち」は「CHI」「CI」どちらの打ち方でも構いませんが、CIの方がキーを打つ数(打鍵数)が少ないので、この表では訓令式の「CI」を選んでいます。

2.キーボードの中心に近い
例えば、「しゃ」は「SYA」「SHA」どちらの打ち方でも構いませんが、SHAの方がキーボードの中心に近く(ホームポジションに近く)打ちやすいので、この表ではヘボン式のSHAを選んでいます。

いいとこ取りのミックス版

人によってローマ字の打ち方は少しずつ違います。訓令式を使っている人、ヘボン式を使っている人、なんとなく覚えてる打ち方で打っている人など、色々です。

でも、もしタイピングを速くしたいと思っているなら、ここに掲載しているローマ字表を使ってみてください。これは、訓令式とヘボン式のいいとこ取りをした、タイピングに最適化したミックス版です。

キーを打つ数がいちばん少ない

ミックス版の速さを実証するために、例文を作り、3通りの方法で打ってみました。

例文

新規事業の秩序ある実現には緻密な通知と柔軟な数値管理そして実情に即した成就への執着が必須です知事や長官への陳情も躊躇せず行う決断が、市場での地位を築く鍵となります。(漢字と仮名の総数:81文字)

入力方式 総打鍵数 ミックス版との差
ミックス版 203回
訓令式 210回 +7回
ヘボン式 220回 +17回

打鍵数とはキーを打つ数のことです。例えば、MA(ま)は打鍵数2、SHI(し)は打鍵数3と数えます。

キーを打つ数が、いちばん少ないのはミックス版でした。こんな短い文章を入力するだけで、ヘボン式はミックス版より17回も多くキーを打つ必要がありました。

年8日間も無駄な時間を削減できる

次に入力時間を計ってみました。例文を打ち終えるのにミックス版は45秒、訓令式は61秒、ヘボン式は67秒かかりました。

入力時間を比較した棒グラフ

ミックス版とヘボン式の差は18秒あります。大した差ではない気もしますが、A4サイズ1枚のレポート(約1,000字)を打った場合には、1分20秒も差ができます。

日々の仕事では、メール、日報、議事録や報告書の作成など、タイピングが必要な場面が多くあります。メールだけ取ってみても、ビジネスパーソンは1日に平均12通以上のメールを送っているそうです。※出典:「ビジネスメール実態調査2025」(日本ビジネスメール協会)

仕事で必要なタイピングの文字数を合計すると、少ない人でも1日に3,500文字以上は打っているのではないでしょうか。

もし3,500文字をタイピングするのにヘボン式のローマ字を使うと
1日当たり:約16分のロス
1カ月(20日):約5時間以上のロス
1年間:約63時間以上のロス

※1日8時間、1カ月20日間勤務の場合

タイピングが速い人、遅い人

つまり1日8時間勤務の場合、ヘボン式を使うと1年で8日分も余計な時間がかかることになります(訓令式を使うと1年で6日分、余計な時間がかかります)。

特殊な文字と小さい文字の出し方

たまにしか使わないけれど、覚えておくと便利なローマ字入力の方法と、小さな文字の出し方などを紹介します。
「ゐ」の出し方
「WI」を打ってから変換キーを押す。すると候補として「ゐ」が出ます。

「ゑ」の出し方
「WE」を打ってから変換キーを押す。すると候補として「ゑ」が出ます。

カタカナの「ヴ」の出し方
「VU」と打ちます。平仮名はありません。

「ん」の出し方
「ん」だけを出す時はNNと打ちます。
「ん」の後に母音、あるいは「や行」(やゆよ)が来る場合も「NN」と打ちます(例:たんい TANNI ほんや HONNYA)
「ん」の後に子音が来る場合には「N」と打ちます(例:みんか MINKA)。

小さい「っ」の出し方
「っ」だけを出したい場合には、「LTU」「XTU」と打ちます。
後に文字が続く場合は、子音を重ねて打ちます(例:ぶっか BUKKA)

小さい「ぁ ぃ ぅ ぇ ぉ ゃ ゅ ょ 」の出し方
A I U E O YA YU YO WAに「L」か「X」を付けると、小さい「ぁぃぅぇぉゃゅょゎ」になります。
一般的にはLの方がXより打ちやすいですが、実際に自分で打ってみて、使いやすい方を選んでください。

自分の手に合わせて選ぶのが正解

人それぞれ手の大きさが違い、動かしやすい指も違います。ここで紹介したミックス版のローマ字より、「他の打ち方の方が入力しやすい」と感じる人もいるでしょう。

「すぁ」は、SWAとSULAという打ち方があり、3文字のSWAの方が速く打てそうですが、SWAの指使いは「左左左」、SULAは「左右右左」なので、人によってはSULAの方が速く打てる場合もあります。

ミックスのローマ字表を使うと、「ちゅうちょ」はCHUUCHOと打ちますが、指の長い人はTYUUTYOの方が打ちやすいかもしれません。

ExcelやGoogleシートは編集ができるので、自分の好みのローマ字に入れ替えてオリジナルのローマ字表を作れます。ぜひ、自分だけのローマ字表を作ってみてください。

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by Mami shimasaki