エアアジアの予約方法:航空券・手荷物・機内食・座席指定もすぐわかる | HizaPon  

エアアジアの予約方法:航空券・手荷物・機内食・座席指定もすぐわかる

エアアジアの予約方法。

アジアの最大手LCCエアアジア。セール時期ならバンコク、クアラルンプールへのチケットが片道13,000円以下、関空-ホノルル便も片道2万円台で購入できるなど、航空券の安さはLCCの中でも際立っている。

この記事では、エアアジアの予約方法について、以下の3点を中心に紹介している。

  1. 予約方法の種類
  2. 一番安上がりな予約方法
  3. 具体的な予約の手順

エアアジアの予約ができないという人は多い。理由はエアアジアのサイトの使い勝手の悪さ、わかりにくさにある。

とは言え、エアアジアを使うにはエアアジアのサイトを攻略するしかない。

そこで、この記事では航空券、荷物、座席指定、機内食の予約方法について10のステップに分けてわかりやすく解説した。この記事を活用してエアアジアの格安チケットを手に入れてほしい。

エアアジアの運休・再開状況については、記事「エアアジアの路線」のエアアジアの運航状況をチェック。

直接エアアジアで
予約する

エアアジアで航空券を予約する方法は、大きく分けて2つある。

  1. エアアジアのサイト、アプリで直接予約する
  2. 旅行会社のサイトで予約する

まず、エアアジアで直接予約をする方法について説明していこう。

直接予約のメリット

料金自体が安い

エアアジアのサイトで表示されている料金は、直接エアアジアのサイトで航空券を予約した場合の料金であり、他の旅行会社のサイトで予約する場合は、金額が異なり、概ね高くなっている。

料金がエアアジアより安いのはTrip.comだけで、総額がエアアジアより数百円安いフライトもある(常にTorip.comが安いわけではない)。

エアアジアの料金はすべて込み

エアアジアのサイトで表示されている料金は諸税・サーチャージ込みなので、それ以外の金額は必要ない。ただし支払い方法によって、支払い手数料が加算される。

予約手数料がかからない

旅行会社のサイトで航空券を予約すると、予約手数料(取扱手数料)を取られることがほとんどだ。直接エアアジアで予約すれば、手数料は取られない。

旅行会社 予約手数料
エクスペディア 手数料不要の便がほとんどだが、時期やフライトによっては以下の手数料がかかる
片道600円
往復1,000円
HIS 片道2,200円
往復3,300円
エアトリ エアアジアの国際線は取り扱いなし
Torip.com 予約手数料なし
楽天トラベル エアアジアの取り扱いなし

会員価格で購入できる

エアアジアにはBIG ROYALTYというポイントシステムがあり、この会員(BIGメンバー)になると、片道150円引きで航空券を予約できる。

BIGメンバーとして航空券を予約できるのは、エアアジアのサイトからだけだ。

バリューパックを利用できる

バリューパックとは、預け入れ荷物、座席指定、機内食、保険などのサービスがパッケージになったものだ。一つずつ申し込むよりも料金が安くなっている。

このバリューパックは、エアアジアのサイトで予約する場合にしか申し込めない(関空-ホノルル、関空-クアラルンプール路線は、エアアジアのサイトでも申し込めないので注意)。

エアアジアのアプリでの予約

以前は3種類のアプリがあったが、現在使えるのは実質1種類のみだ。以前あった「AirAsiaGo」というホテル予約に特化したアプリは、最終アップデートが2年前。もうひとつの「BIG Rewards」は、「airasia」というアプリに統合された。

エアアジアのアプリ
エアアジアのアプリ「airasia」
フライト以外の商品も購入できる

日々変化するアプリ

現在エアアジアのサイトでは、出発地、到着地がプルダウンメニューで表示されない。自分で地名を入力すると、該当する地域の空港が表示されるようになっている。PC版もモバイル版も同じだ。そのため、どの都市からどの都市へフライトがあるのか、まったくわからない。

以前、アプリではプルダウンメニューが表示され使いやすかったのだが、現在はアプリでも表示されなくなっている。

こんな感じに、エアアジアではサイトもアプリも日々表示方法やメニューなどが変更されている。改良ではなく改悪されることも多い。

支払い方法も頻繁に変更され、以前は、サイトでは可能なでコンビニ支払いや楽天ペイなどが、アプリではできなかった。今は、サイトでもアプリでもクレジットカード支払いになっている。

というわけで、アプリ、サイト、どちらで予約しても現在のところ大差はない。

エアアジアの路線を一覧にまとめたので、こちらをチェックしてもらえれば、日本発着便の就航都市がわかるようになっている。
»エアアジアの路線

上で紹介した路線についての時刻表は、下のページでチェックできる。
»エアアジアの時刻表
これを見れば、何曜日の何時にフライトがあるのか、ひと目でわかる。

直接予約の方法

エアアジアのサイトにアクセス

https://www.airasia.com/ja/jp
フライトがうまく表示されない時は、ページを再読み込みしてみよう。

BIGメンバーに登録する

航空券を予約する前に登録しておけばメンバー料金が適用される。
»BIGメンバーのメリットと登録方法

フライトを検索する

出発・到着欄に自分で都市名または空港名を入力して検索する。


エアアジアはサイトやアプリの仕様が頻繁に変わる上、PCサイトとモバイルサイトでは検索方法が違う部分もある。フライトを検索する場合は、大阪・東京・名古屋などの地名、あるいは成田・新千歳・関空などの空港名、どちらで検索できるかは、その時次第ということになる。

また、最近PCサイトでは、バンコクなど海外の地名を英字(bangkok)で入力する仕様になった。

フライトを選択する

希望する日時のフライトを選んだら、次にチケットの種類を選ぶ。

チケットは、通常運賃、プレミアムフラットベッドの2種類がある(プレミアムフラットベッドのないフライトもある)。


通常運賃(Low Fare)

普通座席のチケット。座席指定、機内食、受託手荷物(預け入れ荷物)などは後から追加料金を支払って申し込む。


プレミアムフラットベッド
(Premium Flatbed)

フルフラットのベッドになる座席のチケット。受託手荷物40kg、座席指定、機内食などのオプションの他、無制限の予約変更、優先搭乗などのサービスがセットになっている。
利用できるのはエアアジアX(D7)のフライトのみ (関空-台北を除く)。

オプションやセットを選ぶ


オプションとは

エアアジアでは受託手荷物、座席指定、機内食、保険をオプションと呼んでいる。申し込みは片道ずつ行う(表示されている料金も片道の料金)。


セットとは

オプションをパックにしたもので、バリューパックとプレミアムフレックスの2種類がある。


バリューパックとは

受託手荷物20kg、座席指定、機内食といったオプションと保険がパックになったもの。オプションを1つずつ申し込むより20%ほど安くなっている。
»バリューパックについて詳しく見る


プレミアムフレックスとは

受託手荷物20kg、座席指定、選べる機内食、保険、予約変更、優先チェックイン・搭乗などがパックになったもの。

バリューパックとプレミアムフレックスの比較

オプションは、後日(チケットを予約後に)申し込むと、10%ほど高くなる。バリューパックやプレミアムフレックスは、チケットの予約時にしか申し込むことができない。


エアアジアを安く利用するには、こうしたルールを把握しておく必要がある。予約の前に、座席指定、手荷物、支払いなどの手数料についてまとめた記事をチェックしておこう。
»エアアジアの手数料を攻略して安く賢く海外旅行


エアアジアの国内線・国際線について、何キロの荷物を、いつ申し込んだら、いくらかかるのかは、一覧表を作ったので確認しておこう。
»機内持ち込みと受託手荷物(預け荷物)

情報を入力する

チケットを予約するには以下の情報が必要だ。

・パスポート記載の氏名(ローマ字)
・生年月日
・性別
・メールアドレス
・電話番号
・緊急連絡先(氏名・関係・電話番号)

支払い方法を選択する

エアアジアでは現在、支払い手数料のかからないフライトと、手数料がかかるフライトがある。


支払い方法にはクレジットカード、デビットカード、コンビニ、インターネットバンキング、楽天ペイなどがあったが、現在はクレジットカードのみとなっている。


クレジットカード以外の支払い方法は頻繁に追加されたり削除されたりするので、事前にチェックしておこう。支払い方法によって手数料の金額も変わる。
»エアアジアの手数料を攻略して安く賢く海外旅行

旅程を確認する

予約が完了すると、エアアジアからメールが届くので、旅程表を確認して(必要なら印刷して)、予約番号をメモしておこう。

エアアジアから届く予約確認のメール
オプションを追加・変更する

エアアジアから届いたメールにある「予約の管理」にアクセスする。


航空券を予約した後で座席指定をしたり、機内食を予約したり、預け入れ荷物を追加したりする場合は、この予約の管理から行う。

»予約の管理からオプションを追加・変更する方法

ウェブチェックインをする

エアアジアには、出発日より前に、ウェブ上で搭乗手続ができるサービスがある。これを利用するにはエアアジアから届いたメールにある「Webチェックイン」にアクセスする。


利用するフライトによって条件が異なるので、航空券を予約したらガイド記事をチェックしておこう。
»エアアジアのウェブチェックイン詳細ガイド

空港へ

ウェブチェックインを行っていない人、ウェブチェックインは行ったが搭乗券を印刷していない人は、出発当日、エアアジアのキオスク(自動チェックイン機)で手続きをする。

預け入れ荷物がある人もキオスクで荷物用タグを印刷し、その後、セルフバゲッジドロップカウンターで荷物を預ける。

《注》現在日本では、すべての人がチェックインカウンターへ立ち寄りることになっている(ウェブチェックインを済ませた人も、済ませていない人も)。セルフバゲッジドロップも行われていない。搭乗券もエアアジアのカウンターで受け取る。

出発当日の手順は、»エアアジアのウェブチェックイン詳細ガイドに詳しい説明を掲載した。

関連記事 バンコク旅行記でタイ渡航の最新情報をチェック

旅行会社のサイトで
エアアジアを予約する

最初にも書いたが、エアアジアの航空券はエアアジアのサイトで予約した方が安くなる。しかし、旅行会社のポイントを貯めたい、使い慣れた旅行会社のサイトで予約したいという人もいるだろう。

ここでは、旅行会社のサイトでエアアジアを予約する際の注意点とメリットをピックアップした。

注意点

予約の後は直接エアアジアのサイトで
手続きを行う

使い慣れた旅行会社のサイトで予約したとしても、予約の後の手続きは、エアアジアのサイトやアプリで行うことになる。

オプションの追加・変更、ウェブチェックインなどの手続きのことだ。

どこで買ってもキャンセルは不可

エアアジアの航空券は、どこで購入してもキャンセルは不可だ。予約が数カ月先であっても、キャンセルしてチケット代を払い戻してもらうことはできない。

キャンセルの可能性が少しでもある人は、他の航空会社を利用するか、フライト日時の変更ができるプレミアムフレックス、プレミアムフラットベッドを利用した方がいい。

しかし、セール価格だと10,000円以下の国際線のチケットもあるので、とりあえず買っておく、というのもありだと思う。

旅行会社で予約するメリット

路線や日時によっては、エアアジアより他の航空会社の方が料金が安い場合もある。また、他の航空会社の方が、時間的にも都合が良いこともある。

例えば、行きはエアアジアを使い、帰りはタイライオンエアを使う、というような場合には、旅行会社を使うメリットはあるだろう。

もちろん行きのエアアジアのフライトはエアアジアのサイトで買って、帰りのタイライオンエアはエクスペディアで買う、というように別々に買ってもいい。

まとめ

エアアジアの予約方法はわかりにくく、なかなか航空券を予約できないという人も多い。

しかし、航空券の安さは群を抜いているし、更に、その安さにもかかわらず11年連続でWorld Best Low Cost Airlineに選ばれている。

ぜひエアアジアの予約方法を攻略して、安くて快適な旅を!